表紙買い
ここで初めてですが本の紹介を
全日本「食の方言」地図
天ぷらにソースをかけますか?
野瀬泰申 著
「天ぷらにソースをかけますか?」を本屋でおもわず表紙買いしました。
解説を読むよりも早く、最も短く内容を解説したネーミングセンスにやられました。
ひとつの料理に対して調理法から調味・食材の違いを、都道府県別に何パーセントの人がそれに該当するか。というのを色分けして解説されています。
これまで同様の調査を実施しようとした場合、取材に膨大な時間と費用がかかり、その割には調査対象の数を増やすことが難しかったと思われます。
しかしこれを、ネットを使って全国から投票してもらうことによって、膨大な数の情報を集めることが出来たそうです(日本経済新聞のHP NIKKEI NET上で「食べ物 新日本奇行」として現在も連載中)。
で、その中でも「現在の居住地」「生まれ育った地方」「その食べ方を覚えた地域」「なぜそれが広まったかの推測」を読者に記載してもらって、その食が育っていった過程も推測されています。
こういうネットならではの遊びは良いですね。
発信側・受信側が双方向で楽しめて、なおかつ分母を増やすことによって精度を上げて、結果としてこのような統計として地図上に表現されるっていうのが非常に面白いです。
もちろん手法だけではなく、内容も面白かったです。
天ぷらにソースをかけますか?より
「第一章 ソースで天ぷら」
「第三章 「ばら」か「ちらし」か」
「第六章 中華まんを考える」
題名を列記するだけで、違う地方の人・または親が違う地方出身の友人と話が出来そうです。
先日たまたま北海道に旅行に行った際に、現地の友人と話した際にも色々なギャップが解って楽しかったです。
話の口火は直接本書とは関係ありませんでしたが、「おにぎりあたためますか?」っていうフレーズから地域色が解って面白かったな~。
それに対する地元の解説も直接聞いて非常に興味深かったのですが、これを連載で出来たのはちょっと著者の方が羨ましいと思ってしまいました。
(この紹介記事を書くに当たってNIKKEI NETを覗いたら、「おにぎり温~?」この記事もありましたw)
すけきよは食に対するタブーとか変なこだわりは殆ど無い(悪食という説も)ので、色々な食べ方で試してみたいと思います。
地域によって生じるカルチャーショックを感じることが出来、それに対するある程度の考察もわかる本書は、普通に読み物としても楽しめます。
興味がありましたらぜひご一読を。
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